Safari 9ではタブをピンで固定することができるようになりました。これはこれで便利なんですが、これがある時にタブを閉じるキーボードショートカットを使った時の挙動が微妙なのでどうにかできないかと思って調べてみました。
タブを閉じるキーボードショートカット
Safariでは⌘Wでアクティブなタブを閉じることができます。一つのタブを閉じた時に、他にタブが残っていなければウィンドウが閉じられます。これ自体は問題ない動作だと思います。
ピンで固定したタブがあると…
問題なのは、ピンで固定したタブ(以下、固定タブ)がある場合です。どうやら固定タブが認識されていないらしく、固定されていないタブを⌘Wで閉じた時に残りのタブが固定タブのみの場合、そのままウィンドウが閉じられてしまいます。
一方で固定されていないタブを手動、つまりタブ左側のxボタンを押して閉じてみます。すると、固定タブが残っている場合はウインドウが閉じられず、設定に応じた新規タブが表示されます。
この違いが意図された動作かどうかはわかりませんが、自分としては⌘Wで閉じた時に手動で閉じた時と同じ動作になって欲しいのです。
システム設定からキーボードショートカットを上書きする
絶対誰かが解決してくれてるはずと調べてみると、案の定以下が見つかりました。
どうやら、システムのキーボードショートカット設定でSafariの"Close Tab" (注: 英語版。日本語版の場合は"タブを閉じる"のはず)というメニューを呼びだすショートカットを⌘Wに設定すればいいみたいです。
この通りにやってみると、うまく意図した動作にすることができました。このことから考察してみると、
- オリジナルの⌘Wは厳密にはタブを閉じるショートカットではない
- Safariのメニューにある"Close Tab"は手動でタブを閉じるのと同じ動作をする
- つまり⌘Wで"Close Tab"をするにはショートカットを上書きする必要がある
Happy Safari life!
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